オーソモレキュラー栄養療法 糖質制限

オーソモレキュラー的栄養アプローチ

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例えば、

①白米・さつま芋の味噌汁・里芋・

レンコン・インゲン豆・しいたけの煮付・

さやえんどうのゴマ和え

②赤ワイン・チーズ・ステーキ・生野菜

 

あなたは①と②の食事を見て

どちらが健康的で良いと思いますか?

そして

糖質はどのくらい含まれていると思いますか?

 

①は112.45g  ②は7.3g

 

①は一見健康的な和食で、

②はありがちな欧米食という感じですが

①に含まれる糖質はかなり多いと言えます。

よって②の方がタンパク質(肉)も摂れるので

良い食事ということになります。

 

血糖調節障害の改善には?

糖質制限によるグルコーススパイクの調整

タンパク質を中心とした頻回摂取

◆検査データに基づく栄養素の補充

ビタミンB群・ナイアシン

 鉄・亜鉛

 アミノ酸・プロテインetc…

 

ヘタレは食事が原因だった!?

※ヘタレ→やる気がない・ダルい・うつっぽい

 

★ヘタレ系の部屋にあるもの

パソコン・ゲーム・TV ・ベッドor布団

★ヘタレが好む食べ物

ごはん・パン・カップラーメン・

甘いお菓子・コーラ(炭酸飲料水)・

ポテトチップス・アイス・ケーキetc

 

ヘタレは食事が原因していた!(2006年4月『SPA!』より)

 

この栄養療法は、

ダルビッシュやジョコビッチも実践。

成績が伸びた!!

 

安定した心の状態を保つために・・・

タンパク質がすべての基本で

重要な神経伝達物質の材料はアミノ酸

アミノ酸から神経伝達物質の合成には

多くの栄養素が必要である。

 

ストレスによるビタミンB欠乏や

女性の欠乏は、

多くの精神症状の原因になる。

 

≪まとめ≫

日本人の食事は“貧食”である。

カロリーは十分だが、食物繊維やタンパク質

が足りないため、うつ・糖尿病・ぜんそく

などを増加させている食事。

 

糖質による血糖の乱高下は、

多くのホルモンを分泌させる。

 

食物繊維やタンパク質をしっかりと摂取し

糖質制限することが良い。

ビタミンB群は脳の安定に必須である。

 

オーソモレキュラー栄養医学における三大栄養素の役割

 

三大栄養素とは、

私たち人間の生命維持や身体活動などに

欠かせないカロリー源で

ATP へ変換される。

◆三大栄養素◆

糖質・脂質・タンパク質

カロリーとして燃焼されないものは

生体内で重要な機能を有する

分子や組織として存在。

 

【タンパク質】

・骨や筋肉として骨格を形成

・酵素やホルモンとして生体機能を調節

 

【脂質】

・細胞膜の主要な構成成分

・ステロイドホルモンやビタミンD、

エイコサノイドetcの材料となる

 

【糖質】

・ムコ多糖など必要不可欠な分子の材料

 

これらの働きを持つ三大栄養素が

カロリー源として利用されるためには

ATPの基質となるアセチルCOAに

変換されなくてはならない。

 

タンパク質がカロリー源として

利用されるには、

アミノ酸として基本的に有している

窒素原子を代謝し、

糖質か脂質の経路に

組み込まれなくてはいけない。

 

タンパク質は生体にとって

構造を維持し機能させるために

極めて重要な栄養素。

 

なので、

カロリーとして消費されない

ことが望ましい。

 

オーソモレキュラー栄養療法で極めて重要な要素とは?

糖質と脂質をカロリー源として有効利用し、

タンパク質はカロリー源ではなく、できる限り

生体の構造維持や機能向上のために有効利用する。

オーソモレキュラー栄養療法は、

すべての慢性疾患に於いて

基本となる考え方。

 

特にガンの病態改善には

生存期間の延長やQOL を考える上で

大変重要となる。

 

また、ダイエット

やせるためのカロリー制限は

良くないので

まずは糖質制限を…。

 

インスリンは飢餓状態の時

脂肪細胞の中に脂肪を取り込む。

脂肪細胞の肥満化となり

炎症が起きる。

これが肥満の悪循環となる。

 

ダイエットには

脂肪を制限し、摂取カロリーを抑える

ことが有効だと言われている。

 

しかし最近では

糖質摂取による血糖値のスパイク状の上昇や、

それに伴うインスリン分泌による脂肪合成や

その他の弊害が注目されるようになった。

 

不十分なカロリー供給時における

体タンパクの異化を考慮すると・・・

 

病態改善には、

脂質からのカロリー供給が

重要な要素である。

 

また、食材からの

カロリー供給低下に備えられた

エネルギー備蓄という視点から見ても、

人は脂質(トリグリセリド)を圧倒的に

備蓄していることが分かる。

 

さらに

糖質・タンパク質・脂質の

消化吸収から見ても、

食材に含まれる多くの脂肪酸である

長鎖脂肪酸は、肝臓における代謝を受けず

カイロミクロンとしてリンパ管を経て

体循環に入って抹消組織へ供給される。

 

食材に入っている脂肪酸を

安全なカロリー源として認識し、

利用していると言える。

 

三大栄養素  アセチルCOA

までの過程で

ビタミンB群は要となるものだが、

単体では効果が乏しいので

複合体(ビタミンBコンプレックス)として

摂取することが重要となる。

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ゆい

私は中学の頃から約8年間、倦怠感に悩まされてきました。 高校卒業後、体中にアトピーが出ました。敏感肌だったので最初はあせもかと思っていましたがどんどんひどくなり夜も痒くて寝れず、日中は仕事があるので我慢していました。小麦粉アレルギーかもと、グルテンフリー(小麦粉を抜くこと)を始めると、そのアトピーは引き始め少し楽になりました。これがきっかけで遅延型アレルギーを調べ始めました。私はリーキーガット症候群と分かりました。サプリメントでだいぶ良くなりましたが今も完治を目指して治療中です。同じような症状で悩んでいる方にと、このブログを始めました。

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